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芭蕉の花

9月28日(月)

 午前中、待ちかねていた雨が降りました。これで植物もほっと一息つけたでしょう。
 昨日、葉が落ちてショックを受けたシマサルナシの近くに、珍しいものを見つけていました。今日は一番に、鋏を持ってそこに行きました。シマサルナシ、ヤマブドウ、フジの絡み合った蔓を切って、近づくことができました。

芭蕉(バショウ)

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 松尾芭蕉の住んだ庵に植わっていて、その俳号にした植物だと、面白がって植えた一株が、どんどん周りに広がりました。
 一昨年の冬、息子に太くなった株を全部掘ってもらったのですが、春になると、筍が出るように、新しい株が頭を出しました。
 芭蕉の葉のさわさわ鳴る音も聞いたし、芭蕉布を織ることもないし、どうしたものかと悩んでいます。

 下から見上げると、先客がいました。カマキリがこちらを威嚇していました。
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 英語ではジャパニーズ・バナナと言うそうです。長く伸びた花茎の先に、大きな両手で紡錘形を作ったぐらいの花が咲いています。その元の方で黒くなっているのが、実です。バナナのような色と形をしていますが、食べることはできません。
 珍しいものが1、2本あるのはいいのですが、拡大し続けて困っています。
by kochira703 | 2009-09-28 21:04 | Comments(2)
Commented by AIBCの風 at 2009-10-01 07:12 x
お尋ねのカマキリはハラビロカマキリです。
おなかの幅が広いのが特徴です。
子どもの頃、近所の公園のフヨウの木にいて、よく捕まえたものです。
Commented by 703 at 2009-10-01 08:46 x
単純な命名ですね。分かりやすい。

子供のころ、カマキリをふみつぶしてゼンマイ状のものが出てくるのを、こわごわ見たことがあります。
昔からよく虫を殺してきたのだなあ・・・・もうカマキリは踏みつぶしていないけど・・・
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