9月28日(月)
午前中、待ちかねていた雨が降りました。これで植物もほっと一息つけたでしょう。
昨日、葉が落ちてショックを受けたシマサルナシの近くに、珍しいものを見つけていました。今日は一番に、鋏を持ってそこに行きました。シマサルナシ、ヤマブドウ、フジの絡み合った蔓を切って、近づくことができました。
芭蕉(バショウ)
松尾芭蕉の住んだ庵に植わっていて、その俳号にした植物だと、面白がって植えた一株が、どんどん周りに広がりました。
一昨年の冬、息子に太くなった株を全部掘ってもらったのですが、春になると、筍が出るように、新しい株が頭を出しました。
芭蕉の葉のさわさわ鳴る音も聞いたし、芭蕉布を織ることもないし、どうしたものかと悩んでいます。
下から見上げると、先客がいました。カマキリがこちらを威嚇していました。
英語ではジャパニーズ・バナナと言うそうです。長く伸びた花茎の先に、大きな両手で紡錘形を作ったぐらいの花が咲いています。その元の方で黒くなっているのが、実です。バナナのような色と形をしていますが、食べることはできません。
珍しいものが1、2本あるのはいいのですが、拡大し続けて困っています。