11月9日(月)
春に咲く山野草ですが、今もきれいに咲いています。
これらもまた姫路のAさんからいただきましたが、純白の花は、山野に自生する草とは思えない上品さです。紫の花も色濃く、小さいけれど目立ちます。増えるし、冬も草が枯れないしで、いいグランドカバーです。
上のは濃い青紫ですが、これは薄紫。
上のはあまり増えませんが、こちらはいっぱいに広がります。
白のタツナミソウです。
横に咲きでた筒状の花が、すぐ上に向き、また横方向に開き、そのラインが波の文様に似ている、あるいは波がしらのようだということで、立浪草と名付けられています。
先人の着想の豊かさを思いますが、まず白の花からのイメージでしょうね。
お洒落な名前から、淡路島の西浦を通勤していた頃を思い出します。花には全然関係ありません。「白い波がしら」からの連想です。
冬に天候が荒れると、白い波がしらが西浦の海岸線に次々に押し寄せます。まるで白竜の大群が攻撃しているかのような、壮絶な光景でした。波しぶきの中を、車を走らせるのはぞっとしましたが、五色から一宮への長い海岸線を見下ろせるポイントが好きでした。