8月19日(木)
今日は池田へ。これまでもブログに道中のナルトサワギクとオオキンケイギクについて書きましたが、今回の注目はタカサゴユリです。
南淡路ICを入るとタカサゴユリの大群落。見事なほどでした。ところが高松自動車道、徳島自動車道のどちらも、あるかなきか。次に群生していたのが、美馬市と三好市の境界付近より西。西から東に広がっている感じで、種を飛ばして拡大していく様を想像しました。
ウィキペディアにはこんな記述があります。「本種は連作障害が出やすいと言われ」「ときに群生して大きな花を咲かせるも、数年経つとまた他の地へ旅立つように去ってゆく」
こんな詩的なものかどうか疑問ですが、花にも歴史というか消長があるんでしょうね。
帰ってきたら今季初めてのデュランタが咲いていて、優しい薄紫に気持ちが和みました。
同じような優しい色合いのキキョウランです。薄水色の花と瑠璃色の実。実の方が目立っています。
海岸に自生するキキョウランですが、写真でも葉っぱが巻いているのが分かります。雨は降らず、カンカン照りで、植物も大変です。
これまで水やりをすると、蚊に刺されて嫌だったのですが、このところ蚊にまとわりつかれない。今日など半袖で、全く蚊を感じませんでした。おかしいと思っていたら、蚊も暑過ぎると活動できないんですって。活動の適温は20~23℃だとか。夜でも気温30度ありましたから、いない訳です。思えば小バエもいません。不快害虫すら生存できない苛烈な晩夏です。