2011.9.12(月) 晴れ
植物の草丈や花の色や葉の形や雰囲気を考え合わせ、憧れのイングリシュガーデンのように、いつかはしたいものだと思いつつ、実際に植える時には、たまたま手に入ったものを、空いている所にちょこちょこっと。まだ空間が埋まらないからと、また適当に追加して、あれこれ見境なく植え込んでいきます。だから憧れには程遠い庭の現状ですが、それはともあれ次々と植えていくのは、“足し算の庭”。
それに対して和の庭は、“引き算の庭”。松の根元にコバノギボウシが咲くと、いつもそう思います。松の古びた幹に苔の緑が映えて、ヤブランらしい葉が根元を締め、それと釣り合う位置に薄紫の花。余分なものは省いて、最後にこれは要るというものしか残さないシンプルさは、引き算の庭づくりです。さすがプロの技。
庭だけじゃなくいろいろなものを引き算して、周りをすっきりさせたら気持ちいいでしょうね。と分かっていても、私はまだまだ“足し算”して遊びます!