2012.12.19(水) 晴れ
秋からずっと「行きたいね」と言っていた、マウリッツハイス美術館展と小磯良平展。どちらも会期が終わりに近づいていて、併せて行くことに。美術館のハシゴなんて邪道やなあと思うけど、仕方ありません。肖像画に魅かれていた若い頃の気分が少し戻りましたが、記念に買って来たのはヤン・ブリューゲルの「万暦染付の花瓶に生けた花」という小さいファイル(笑)
トルコ原産のチューリップが西洋に伝えられたのが、16世紀。この作品は17世紀初め、チューリップバブルが弾ける少し前に描かれています。チューリップの球根1個が邸宅が買える価格に暴騰したというのですから、驚きます。
チューリップのパーロット咲きや八重咲きなんてのは、後年の改良品種かと思っていたら、昔からあるんですね。これにも驚き!青いのは忘れな草?
これまで力仕事の合い間に、寄せ植え作り。葉ボタンの分だけは、Naさんがくれた花苗で、土も入れ替えて(それが当たり前!)3鉢作りました。南の庭で日に当ててから、お正月に北向きの玄関に持っていこうと思っています。他のは、去年の寄せ植え鉢の花が無くなった所に、ガーデンシクラメンとそこらにあったものを付け足すという、いい加減なこと。でもガーデンシクラメンが加わるとささやかに華やぎます。
小磯記念美術館のある六甲アイランドに行くなら、ついでに日本救援衣料センターの倉庫に荷物を運び込もうと、3月からの大片づけで出てきた毛布やらシーツやらの箱もの、夫の衣類などを、車の後ろ半分満載にして持っていきました。後から輸送料を払うのですが、捨てるのはもったいないし、世界のどこかで誰かに使ってもらえたら有り難いと思います。