5月6日(金) 晴れ
イキシアが風に揺れているのが好きで、球根を買い足してはあちこちに植えてきました。初めは卵色の地味なのが庭に合う気がして、そればかりだったのですが、球根の混合のを買ったら、ビーナスという名の赤いのも綺麗で、結局どれも気に入っています。
針金のように細い茎がすっと伸びた姿はシャープで、それが数輪の花を支えているアンバランスさは、たおやかさの中の強さを感じさせます。
下のはバビアナ。一昨年の秋に植えたのですが、昨春には咲かず、球根が悪かったのかとがっかりしました。でもそのままにしていたら、2年越しで初花を見ることができました。待つ時間が長ければそれだけ感動も大きくなります。
イキシアとバビアナはどちらもアヤメ科で、南アフリカ原産。今日は球根植物をアップしようと、もう一つ春咲きグラジオラスも撮りました。11月に植えた、これもアヤメ科、南ア原産。今日ネットで検索して知ったのですが、美人三姉妹のような花たちです。
今日はKさんが押し花額を持って来て、花の大きさが数ミリのノースポール(想像できないでしょう!)を探して持って帰りました。こぼれ種ですが、庭がいかにやせ地であるかを証明しています。草丈は5㎝くらいで、小さな花一つ。こんなのはうちの庭にしかないんじゃないかと思うのですが、押し花用に重宝だとか。捨てる神あれば拾う神あり、みたいな話です。
Kさんが庄内から取り寄せた山菜を持って来てくれていたので、一緒にNさん宅に届けに行きました。初めてカタクリの花を見て、初めてそれを食べました。味にクセがなくシャキシャキしています。