6月10日(金) 曇りのち雨
昨日は花壇にマリーゴールドの苗を植えました。Naさんにいただいてだいぶ経つので、意を決して植えたのです。意を決してと大げさに言うのには訳があります。
一昨年の夏にダンゴムシの食害に気づいたのが始まりで、昨年も1万匹を超えるダンゴムシを補殺。憎っくきヤツらは、植えたばかりの花苗が好きで、寄ってたかって丸坊主にするので、植えるからには、毎夜ダンゴムシと戦う覚悟が必要になります。
今年も、Naさんからのニーレンベルギアの苗を植えたら、たちまちに群がりました。5月のオープンガーデンの前だったので、2晩くらい頑張って捕殺。オープンガーデンが終わってからは、夜な夜な鬼ババアになるわけにもいかず、そのままにしていたら、茎だけに。
「おかーさんに遊んでもらえなかった子供時代の遊び相手を、大量虐殺せんといて」と娘に言われようと、「おかーさん、ダンゴムシにも心があるんだってよ」(森山徹<著>『ダンゴムシに心はあるのか』)と息子に笑われようと、花を守るために戦わなくてはならないのです(笑)
夜の11時過ぎに、懐中電灯を持って、老眼鏡をかけて、薄手のゴム手袋をはいて、いざ出陣。いるわいるわ!1本に10匹ぐらいが貪っている苗は、既に葉がなくなっています。手でつかんでは袋に放り込み、1200匹。今朝ふたたび見にいくと、捕りつくしたつもりでも300匹。無限増殖する手ごわい敵です。
ヤツらは夜の方が活動的。今夜もと思っていたら、雨。一時休戦です。(こちらはそのつもりでも、ヤツらはどう考えているんでしょうね?食べ尽くしていたりして?!)
さて、10年近く前に初めてここに植えたペンステモン。
これが丈夫で可愛いいので、少しずつ増やしています。我が庭に5番目のペンステモンが咲きました。ルビーレースという名前がついていたので、どんなのか楽しみにしていたら、臙脂がかった深い色の赤で、大きい花でした。
ジギタリスやリクニスにおされて、ちょっと哀れな状態。
ピンクのガウラも開花。野の花工房の庭から掘り上げてもらったものです。茎や蕾の紅い色が、平面的なブルーベリー畑でポイントになります。
花の形のよさは白の勝利ですね。切ると言いながらまだそのままのガウラも、この雨がやんだら、倒れるのが出てくるので、いよいよ切り戻します。