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乳酸菌~米のとぎ汁と牛乳から

8月10日(水)   晴れ
 今日は各地で気温が体温を越えたようです。明日がピークとか。週末に一息つけることを期待して、みなさんがんばりましょうね!
 タカサゴユリが咲いてきました。
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 タカサゴユリの横にあるアンズの幹から、固いゼリー状態のものが噴き出ていました。多分、コスカシバの食害です。実は去年、ヒマラヤ桜に気持ち悪いほど出ていて、調べてコスカシバと見当は付けていたのです。
 幹に産卵し、幼虫は樹皮下で木質部を食入するため、被害部から樹液がしみ出し、木を衰弱させ、枯らすのだとか。春にフンが出ている穴を目安に、小刀で幼虫を掘り出し、あとにトップジンMペーストを塗るとありました。春が勝負時だったのに、すっかり忘れていました。アンズもヒマラヤ桜も削ってみましたが、それらしいものは見当たりません。来年こそは!
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 農薬や殺虫剤はできるだけ使わないようにしていますが、木を枯らしてしまわれては困ります。困りものの最たるはテッポウムシですが、今年はまだフンが落ちていません。“卵効果”でしょうか?テッポウムシは白が嫌いだというので、卵の殻を根元に並べているのです。
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 先日もアップしたこの液は、米のとぎ汁に牛乳を入れて乳酸菌をとりだすためのもの。
 実は今年も白絹病で、大きく育ったシュウメイギクや、昨年無事に夏を越したペンステモン、広がってきたホトトギスなど、大事にしていたものが、ばたっと枯れてしまったのです。
 白絹病を調べていて見つけたのが、「現代農業」が紹介した乳酸菌による予防を、数年間実践している、茨城県の福島さんの話。ペットボトルに8分目までとぎ汁を入れ、牛乳を上まで注ぎ、フタをして1週間。透明な液になって、酸っぱい匂いがしたら完成。
 「現代農業」では1000倍に薄めるとあるが、25倍くらいで使っているというアバウトさが魅力で、真似をしてみました。土の中にいい菌を増やすのですね。
 私はカチカチの土だから、腐葉土やら牛糞堆肥やらバーク堆肥やら、有機物を入れてふかふかの土を作らなければならないと思いこんでいましたが、却ってそれが悪く作用することもあるようです。栽培に適した土にしていくのは難しいものですね。
 液が透明ではない感じですが、まあ明日はどうでもいい所にまずやってみます。ペットボトルの上まで満たしていないのが、失敗かもしれないので。またきちんと作りなおして、ビバーナム・ティナスユウギリソウに被害が及ばないようにしなくては!
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by kochira703 | 2011-08-10 23:26 | Comments(0)
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