2011.9.21(水) 雨のち曇り
台風12号が各地に大きな被害を残しながら北上しています。速度が速まり、海に出てもくれたので、原発や被災地への影響が多少マシかと思えるのが、まだ救いですね。
昨日の『虫といっしょに庭づくり』で提唱されているオーガニックガーデンに関して・・・・
「オーガニックの庭とは、1匹の虫も許さない『防除』という考え方ではなく、『害虫』もふくめて、いろいろな生きものと植物との共生をめざす庭ということだ」と書かれています。虫だけに気を取られず、①剪定や花殻摘みで風通しと日当たりをよくする ②土づくり ③密植しない ④多様性に富んだ植栽 ⑤在来種や歴史のある帰化植物を植える ⑥オーガニックスプレー(自然農薬)を使用する などして、庭の生態系を形作ることが大事だということです。
理論的には理解でき、大いに賛同するのですが、実際にはなかなか難しいことです。上の写真のように丸坊主にされると、木が弱ってしまいます。これは
シマサルナシをスズメガの幼虫が食べてしまったのです。(夏中、何匹捕殺したことか!先日も巨大芋虫が、食べる葉がなくなって幹を下りていました!) こんなになると鷹揚には見ておられません。
ニンニク・トウガラシ・ドクダミを木酢液に漬け込んだオーガニックスプレーを撒くなんてことも、量的に出来そうにもないし、困ったことです。でもこの本を読んで、虫についてよく知る必要があると思いました。あーあ、いろいろ勉強しなきゃならないことばかり(笑)
アベルモスクスも
ソラナムも、秋になって色が深まりました。