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お遍路のお供

2012.9.25(火)   晴れ
 昨日から1泊2日で、高知市から徳島県の海岸線を走る小旅行。実はちょっと訳あって、バスツアーで88ヵ所巡りをしているNaさんに、10月分の行程(35番札所から23番札所まで13カ寺)を休んでもらわなければならなくなったので、その代わりのお遍路をして来たのです。(Naさんのお遍路は2回目で、逆に回っています。“逆打ち”と言うのだそうです)
 お遍路さんのサポートだけではつまらないので(笑)、昨日は牧野植物園、今日はモネの庭と、6月に行った所を再訪してきました。もちろん前回の3人組で! 
 夏の庭はやはりどこも苦しげで、シオンは倒れて当たり前、ホトトギスの葉は枯れて当たり前、ホスタは虫に喰われて当たり前・・・・と思うと、何だかほっとするものがありました。
 牧野植物園のユリの豪華な皿鉢は、睡蓮に変わっていました。
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 オミナエシが各所で鮮やかでした。うちのはまるでダメなのは何故?
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 赤い花が目を引きました。初めて見ました。ヒギリと名札。漢字だと緋桐?
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 モネの庭は睡蓮の池は相変わらず絵のようです。
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 高知県では白いヒガンバナがよく咲いていました。植えたりしないだろうと思うような所にも咲いていたのですが、白も自生種なんでしょうか?
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 24番の最御崎寺(ほつみさきじ)は、高知県最初の札所。その奥に室戸岬の灯台。
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 昨日行ったのは土佐市から高知市、南国市と市街地周辺でしたが、今日はだんだん田舎に。「淡路の海岸線を走っている感じ」「水平線とか山の稜線とか、ラインの長さが違うけどね」と言いながら、ドライブ。そして室津とか尾崎とか淡路島にもある地名を見て、「今度は灘だったりして」と言ったら、県境で福良という看板が出てきたのにはびっくり! ともに天然の良港なんでしょうね。
 23番札所薬王寺の参詣が5時過ぎに終わってから、近くの民宿で夕食。40年近く前にヒマラヤトレッキングに一緒に行った友人が、4年前から“あるがままん”という民宿を、縁もゆかりもない土地で、突然に始めたのでした。めったに行くことのない方角なので、これ幸いと会いに行ってきました。心のこもった手料理を美味しくいただいて、懐かしい話ができて、思い出に残る小旅行になりました。
by kochira703 | 2012-09-25 23:43 | Comments(22)
Commented by kochira703 at 2012-09-26 22:04
広島からの風さんも88カ所巡りをされたのですか!
信仰心のない私ですが、一緒に回っているとどこからか宗教的な感覚が湧いてきました。不思議でした。
高知県には白のヒガンバナが多くて、私も驚きました。紅白で咲いている所もありましたよ。
Commented by 広島 at 2012-09-27 07:04 x
私は車で何度かに分けて回ったのですが、歩いて回られる方も多くて、その方達の様子に、背負ったものの大きさを感じ、心打たれました。
四国八十八カ所には、長い長い間の沢山の人達の悲しみや願いが綿々とこもって、それがひしと伝わってきますね。

今まで、あの赤い色だからこそ名前に相応しいと思いこんでいましたが、考えてみると、白の方が「ヒガンバナ」の名前に合っていますね。
Commented by kochira703 at 2012-09-27 21:59
「つきぬけて 天上の紺 曼珠沙華」の鮮烈なイメージが好きで、以前から赤いのはマンジュシャゲと、自分の中では呼んでいます。
彼岸に死者を偲ぶには、白花が似つかわしいですね。

子供の頃、歩き遍路の姿を見た記憶が残っています。行程の一部しか知りませんが、難行苦行の旅を続ける、深い悲しみや苦しみがあるのですね。今もそんな方がおられることでしょう。
Commented by 広島からの風 at 2012-09-29 07:10 x
遍路の途中、一人で歩き遍路をされている20代とおぼしき女性が、10分以上も本堂の前で頭をたれ一心に祈っておられました。辺りには沢山の巡礼者がいたのですが、彼女には仏しか見えていない様子でした。何とも言えない重いものを感じたのを今でもはっきり覚えています。

私は、青ジソの花と葉っぱが好きです。いかにも夏らしくて。食べるのも大好きです。赤ジソはあまり食べないから、じっくりみたことはなかったなあ……。
Commented by kochira703 at 2012-09-29 22:23
今回多くのお遍路さんを見かけました。我々世代以上の方々がほとんどですが、「先達さん」に連れられた団体の中に、思いがけず若い女性がいて、私も意外の感に打たれました。若い男性は歩いていましたね。重い「荷物」を背負って歩いているんですね。

赤紫蘇は梅干しを漬けるのに使ったら、大抵はおしまいでしょう。だから花を見ることはない・・・・でも可愛いでしょう?!
Commented by 広島 at 2012-09-30 08:58 x
他の野菜の花と同じように、赤ジソの花も可愛いいんですね。見直しました。

コスモスもガウラも色合いといい、姿形といい、奥ゆかしく、優しいですね。カメラワークも光ってます!!

昨夜遅くから、やっと待望の雨」が少し降り出しました。
でも今は、もうほとんど止んでいます。もう少し降ってほしいな~。
Commented by kochira703 at 2012-09-30 13:31
こうしておくと来年こぼれ種で発芽してきます。今年はEちゃんがシソジュースを作ってくれました。何年かに1回梅干しもつけるので、あれば活用できます。
コスモスもガウラも実際は・・・・今、雨に叩かれています。思っていたほどひどくなくて、一安心しているところです。
そちらはよほど降らないようですね。今年は格別、なんですか?
Commented by 広島からの風 at 2012-10-01 06:56 x
もともと雨の少ない土地柄ではありますが、今年は特にひどいように思います。
お孫さんにたべさせたいゴマ……よくわかります。
農薬で育てる食べ物は、自分が作物を育てると、恐くて食べられませんものね。若い頃は、実家の父母が無農薬で育てた野菜も、当たり前で、有り難くも感じなかったのですが。
Commented by kochira703 at 2012-10-01 22:25
当地も雨が少なくて、明石海峡大橋ができるまでは(本土から導水しています)、一日4時間給水、つまり20時間断水なんて年があったのですよ。でも今年は真夏を除いたら、雨もそこそこに、ってところです。
無農薬で野菜を育てるのは、それだけ手間を掛けているということで、簡単なことではないですよね。
Commented by 広島 at 2012-10-02 21:05 x
父母が高齢になって、それでなくても縮小していた畑を 来年は全部棄てようか と話しています。
力仕事は私たちがするにしても、我が家から畑までは離れているので、日々にかける手間暇や水やりをカバーできません。
堆肥でよく肥えた土を野山に返すのは忍びないのですが……。
Commented by kochira703 at 2012-10-02 21:23
長年かけてよく肥えた畑に作ってきたのに、もったいないですね!
水やりなど毎日でなくてもいいし、植えておけばほったらかしで育つものもあるし、時々行って畑仕事をするのもいいんじゃないか、ダメ元でいいから何か植えようと、ご両親に代わって、気楽に農業してみたらいかがですか?
Commented by 広島 at 2012-10-03 11:02 x
はい、そうなんです!!
目と鼻の先に住む娘の上の孫が来春から幼稚園なので、ど素人ながら畑をするゆとりができると思うのですが、要は、農業も楽しもうという気持ちですよね。

花越し、葉越しに仰ぎ見る空って、想像力をかき立てますね。
なぜか、花や葉も魅力的にみえてしまうし。素敵な写真です。
今日も、カメラワークというよりも、703さんの感動できる柔らかい心が発揮されてます。

昨日は声を聞けて嬉しかったです!!
Commented by kochira703 at 2012-10-03 22:29
自然派の広島からの風さんですから、畑で遊ぶのも楽しめると思いますよ。
畑の土が肥えてたら、どんなものでも育つから、大丈夫。育てる喜びが得られるし、無農薬野菜が食べられるし、いいこといっぱいですよ。
立派なもの作る必要はなし、いびつでも小さくても、自分が育てたものは愛着がわきます。ぜひがんばって!

電話ありがとう!あのとき携帯を杏の木にぶら下げて、畑仕事をしていました。いい時候になってきたので、外にいるのは楽しいですよ!
Commented by 広島からの風 at 2012-10-04 08:28 x
プランターに、オクラ、ミニトマト、ほうれん草、小松菜、豆などを植えて孫に食べさせています。でも、やっぱり土植えには叶いませんよね。
今植えているサツマイモを収穫した後をどうしようかと迷っていたのですが、せめてタマネギを植えることにしましょう。
Commented by kochira703 at 2012-10-04 20:32
サツマイモのあとはタマネギですね。タマネギも植えておけば水やりもいらないし、楽ですよ。
プランターでいろいろ育てているなら、大丈夫。ぼちぼち楽しくやりましょう!
Commented by 広島からの風 at 2012-10-05 19:15 x
キャッツアイは色形とも素敵ですね。
夏には涼やかな青が勿論いいのですが、この青は、秋もいいですね。秋のつきぬけるような空の色とよくあう気がします。
花弁は猫の目のようにつややかなのでしょうか?
Commented by kochira703 at 2012-10-05 23:28
白いところが宝石のキャッツアイのようだという命名でしょう。
花びらは宝石のようにも、本物の猫のようにも、艶やかではなく普通なんですけどね。
Commented by 広島からの風 at 2012-10-06 08:26 x
花びら全体が猫の目で、白い部分が眸なのですかね……?

困っていらっしゃったケヤキを切って、お孫さんが遊べるように庭を改造されるんですね。
孫が生まれた時、私も、「コケで飛び石の路地庭では孫と遊べないのでどうしようか?」 と迷ったんですよ。でも狭い庭だから、子供の喜ぶ果実の木や遊具も無理ということで、そのままにしています。木陰の椎茸を収穫させたり、蹲いに集まる蟹を見せて喜ばせたりしています。
Commented by kochira703 at 2012-10-06 22:33
私はそう思っているのですが・・・・?
表は交通量の多い道路に直面しているので、裏庭で遊ばせるしかなく、赤ん坊が遊ぶにはふさわしくない状態で、危険個所をなくさなければいけないと考えたのです。
椎茸を収穫したり、カニをつかまえたりは、日向の庭ではできません。
それぞれの庭にそれぞれの楽しみがあります!
Commented by 広島からの風 at 2012-10-07 19:49 x
「それぞれの庭の楽しみ方」……いいですね。
「それぞれの ○ ○ の楽しみ方」 何にでも通じます。

呉市は、戦艦大和建造の地。 
今、「大和ミュージアム」 という資料館ができて、各地から見学者が来られています。
以前、東京の大学を卒業して東京で就職した息子に 「母さん、言った事ある?」 と聞かれて、「ううん、あんまり行きたくないし……」 と答えると、「よくも悪くも、自分の生まれ育った土地を知るのは、アイデンティティ確立の必須条件でしょ。」 という意味のことを言われたことがあります。
地域の歴史探訪されたとことで、ふっと思い出しました。
Commented by kochira703 at 2012-10-07 21:36
「よくも悪くも、自分の生まれ育った土地を知るのは、アイデンティティ確率の必須条件」ですね、確かに。
淡路に住んで約30年。職場と自宅の往復であったことを反省して、地元について学びたいと思ったのです。
ここが終の棲家となることは間違いないのに、まだまだ他所者意識がどこかにあるのではいけませんからね。
Commented by 広島からの風 at 2012-10-08 08:06 x
私なんかは、実家のある宮原から今の広に来て約40年、しかも同じ呉市なのに、よそ者意識があります。やはり、生まれ育った場所は特別なんですね。

ブルーアマリリスって開花までそんなに年月がかかるんですか……。人間が成人するのと変わりませんね!!
そう思うせいか、なんだか気品ある高貴な花に見えます。
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