2018.11.26(月) 晴れ
会があって土・日と相生から龍野に行って、そこでも紅葉狩りを楽しんだのですが、帰って来て今朝は、徳島県の上板町から高松の栗林公園まで紅葉ドライブ。Nさんと一緒に、いつも花苗をいただくNaさん夫妻をお誘いしていたのです。
まずは樹齢約千年の国の天然記念物のイチョウ。乳保(にゅうほ)神社という、さほど大きくない神社にあり、落雷で木は裂けているものの、幹周り17m、根周り20m、樹高28mある巨木です。(数字はサイトによって違いますが)
災害に遭わなければ、細い木の集合のように見える、この全体が1本の幹で、それがドーンと天に聳えていたのですから、圧倒的なボリュームです。
おそらくは神社の名前の由来にもなった、垂れた気根が所々に見えるでしょうか? 今年折れたのではないかと思われる、結構大きな枝がぶら下がっていたり、隣家の火事で焼けたという跡があったりして、満身創痍の痛ましさを感じますが、それとともに、幾多の災厄を乗り越えた生命力に感動。
木に一体化して祠があったり、くっついてフェンスや塀や道路があったり、非常に狭苦しい場所に押し込められた、気の毒なイチョウの木です。長生きしすぎた悲哀を感じているかもしれません。